英会話で発してはいけない英単語を発した話

私は何年か前に東京の高級人間ドックから近い所にある旅行代理店でロサンゼルスへのホームステイをしたいと考えて、相談しに行ったことがありました。すると2週間で10万円程度のものがありましたので、これは安いなと思い、アメリカへと行った経験があります。それは3月のことで、ちょうど「WBC」の予選をロサンゼルスでやっている最中でした。私がお世話になった家族は、若い夫婦と男の子が2人という構成で、野球に関しては一緒に盛り上がることができました。そういう事もあって、初日から極めてフレンドリーな関係が作れて非常に楽しいホームステイになったわけですが、私は最後の最後に大失敗をしてしまいました。それは絶対に子供達の前で言ってはいけない発言をしてしまったのです。
その日は朝から「WBC」の最終予選をアメリカとキューバが戦っていました。どちらも決勝トーナメントには出場する権利を持っていたのですが、1回戦で韓国と当たるのか日本と当たるのかでアメリカもキューバもうかうかしていられない状況があったようです。そして結末が非常にまずい結果になりました。延長戦でキューバがアメリカにサヨナラ負けをしてしまったのです。そこの家族はキューバから亡命してきた家系のファミリーで、実は思い切りキューバを応援していたのです。さらに結末が悪かったのは、クローザーのピッチャーがサヨナラ暴投をしてしまったのです。4人は本当に悔しがっていました。私はどっちでもよかったのですが、悔しい振りをしなくてはいけません。それが悲劇の始まりだったわけですが、私は「Wild Pitch Shame」というつもりでした。つまり「暴投で決まるなんて残念だ。」と言いたかったんです。しかし私の舌は絡まってしまいました。ついにあの発言をしてしまったのです。

「わいるど びっち」と。

PR|ビジネス英語をオンラインでマスターする|